日本の伝統工芸・漆器 うるし工房 錦壽(山岸厚夫)
 
 
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山岸厚夫
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【新作】藍色の漆シリーズ 前々から藍色の漆シリーズを作ろうと考えてました
漆というと黒と朱がほとんどで色漆の器はあまり見かけません、どんな色にしようかと考えた時に陶器の世界では染付け
布を染める世界でも藍染めが有名であります
藍色というのは器の色としてもいい色ではないかと考え作ってみました
写真では光の加減で藍色であったり、緑っぽく映っていますが、現物は青色といいますか藍色であります
今年の秋の展示会では出品致しますので現物を見て頂けたらと思います
中塗りに黒を塗り、その上に藍色の漆を塗り、研ぎだして少し刷毛目の黒を出しています、また内側は中塗りに藍色の漆を塗り、その上に黒漆を塗り研ぎだしており、黒一面の中に少し藍色が見えるという趣にしております





 


平成23年7月の最新試作品

 

 

 

漆塗りのサングラスを作ってみました アップの画像は→ここをクリック




上記写真のアップの画像→ここをクリック

私好みの荒挽風の木地に好きなように塗ってみました、この木地は以前にもアクセサリー的なものを作ってみたいと 考え、木地屋さんに作ってもらったものです、私の「あばさけたい」という気持ちで出ている作品になったと思っています
ブローチにもできるし、ペンダントにもできると思います

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丸い球を作ってみました、これはかんざしにも使えると思います、
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アート的な感覚でペンダント作っています、このように漆も油絵のように自由な色が出ます
ただ、漆そのものが完全な透明ではなくビール瓶の色のように茶褐色なので、どのようなカラフルな顔料でも漆と混ぜ合わせると、渋い色になります、日々、次第に明るくはなってきます、この黒っぽい、渋さが漆の特徴であり、良さだと思います

昔の有名な器物、瓶子(へいし)をアクセサリーにしました。漆器の歴史の中にはいい形のものが沢山ありますが それを復元して作っても現代の生活では使わないだろうなあというものが沢山があります
その中で酒器で有名な瓶子をミニチュア化してアクセサリーにしてみました
仕上げは古い根来調にしました、他に下記のように色々作り始めています


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上記のメガネのアップ写真→クリック

私も老眼鏡が必要になり、この度、素材はアセチで作り、正面の部分のみ漆塗りしました
今、市場には漆塗りの眼鏡も販売されていますが、ほとんど蒔絵を見せるというタイプばかりなので 今回私の眼鏡は曙塗りで仕上げました、最初は根来にしようとか思いましたが、自分が使うのに黒っぽくて 薄っすらと赤みが出るのがにくいかなと思いました
鯖江は眼鏡の産地でこの私の眼鏡は眼鏡職人の岩瀬勇さんが形から作って下さり、私が漆塗りしました
もっともっと漆塗りの眼鏡を作りたいので、今、岩瀬さんにオリジナルで試作10本をお願いしました
サングラス使用にして、アート的な漆塗りをしようと思います、出来上がったらアップします




【上記の写真は制作中の作品】
アート的感覚で自分が好きなように塗りました
この色すべて漆です、思いっきり自分の塗りたいようにやっています
今の自分の内面を知らず知らずのうちに表現しているのかもしれません
漆でこんな感覚のものも作れるのかと見て頂ければ幸いです、これからもドンドン作って行こうと思っています
もちろん仕上がったら販売する予定です、買って頂ければ嬉しいです、売れなくても私の還暦の年の作品として残しておこうと思います、



有限会社 錦壽
(ゆうげんがいしゃ きんじゅ)


〒916-1232
福井県鯖江市寺中町21-2-1
TEL:0778-65-3001 FAX:0778-65-2490
店舗運営責任者:山岸厚夫


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