船井幸雄先生 ご冥福をお祈り致します

船井先生が亡くなられたことを先程知りました、
先生との出会いがありました。
もう何年前でしょうか、10年以上前かも知れません
大阪で経済新聞主催だったと思います、5,000円で講演が聴けるというので早速申込み、行くことが出来ました
やはり素晴らしい方で感動しました、私は何かお送りしたいと考え、会社で来客用に必要な漆器、つまり丸盆、茶托、菓子鉢をお送りし、手紙を添えました。
内容は先生とお会いして話しが出来たら嬉しいですと
なんと2週間後 秘書の方から電話がありました。山岸さんは東京に来る時がありますか、先生の都合のいい日を教えて下さいました。ビツクリです
早速1週間後、会社にお伺いしました、午前11時だったと思います、受付の方が丁寧に応対して下さり、船井先生の部屋に通して下さいました。
先生とまず名刺交換させて頂きました、小さな漆器屋ですが先生は馬鹿にする雰囲気はなく、それどころか私は滅多に出さない金属で作った名刺をあげるよと言って渡して下さいました。ビツクリ!
お忙しい方とわかっていましたので聞きたいことを次々と質問しました。私が聞きたいこと、言いたいことをすごいスピードで理解して下さいました。
次に先生は今度は山岸さんの意見を聞きたいと言われ、この会社に初めて来られた印象は? とご自分の会社のことを聞かれ、なんと謙虚で熱心な方だなぁとビツクリ、
次に今私がやろうとしていることがある。二つあるのだが、山岸さんに聞きたいと言われました。私は最初の方がいいと思います、
率直な意見を言いました、すると先生は漢方薬で日本一の先生と同じ意見だねと言われました。
11時30分過ぎになったと思います、
私はまた質問しました。お忙しい方なのに電話とか用事の話しが来ないのですか、先生「そんな電話など取り継がないよ、
今は山岸さんとの話しの時間だ、山岸さんが帰られたら、30秒に一本ぐらいで次々と電話するよ」
私は「もう十分話しが出来たのでもう帰ります」と言いました。
先生は「山岸さんとの時間は1時間とってある、その時間までいてくれ、」秘書の方にもう一杯お茶を持ってきてくれと言っておられました
私は先生の言われるとおり11時55分までゆっくりしました。
先生は「山岸さんみたいな人はいつでも会社に来て欲しいし、よかったら私の家に来て泊まってもいいよ」と言われました
私は「いや、先生は本も沢山書いておられるし、そんなお忙しい人のじゃまは出来ないですよ」と言いました、
先生は「東京に来ることがあったら、会社でも家でも来てもらえばいいです」と言って下さいました
でも私はその後は訪問しませんでした。先生の本は時々読みました。
12時の5分前に 私は「もう時間ですので失礼します」と立ちました。
先生と秘書の方はエレベーターの入り口まで見送って下さいました。
私は言われる事も行動も世界一のコンサルタントだなぁと実感して帰りました。
私の人生の中でもっとも素晴らしい出会いをさせて頂きました
先生有難う御座います

平成26年1月23日