シカゴのギンザホリデーに参加して (22/8/12〜17)
8月18日にシカゴから戻って来ました、西本願寺のお寺があり、50年以上も毎年8月にギンザホリデーという日本文化を
紹介するイベントをされていて、3日間で何万人も来場者があるすごい祭りです、舞台では太鼓、柔道、合気道
など展示では生け花、書道などあり、特別展示として技グループと言われ、日本人形、刺繍、陶器、そして今回
初めて漆器で私が参加させて頂きました。予想以上に漆器に興味あるアメリカ人が多く、大変勉強になりましたし、
若者も年配の方もビューティフルと言って、デザインをほめて下さる方も多く、大変嬉しかったです。
普通お祭り的なイベントは無料で入れますが、このギンザホリデーは有料であります
ですから、ある程度上層部のお客様が多いと感じました。
またこのお寺は日本の寺とは異なり、シカゴに住んでいる日本人の方々が盛り上げており、お世話する方はみんな
ボランテアであり、この祭りの収益はお寺の運営費にあてられます。
私もいろんなところで展示会の経験していますが、これだけ私達の技グループに対して歓待して下さった事は初めて
です。それまでに行かれた作家さんたちが素晴らしい活動をされていたことが伺えます。
柔道家の吉永先生と家族とも出会い、シカゴに来られて柔道のチャンピオンを何人も輩出された話など大変興味
深かかったです。家族みんながイベントに協力され、特に娘さん二人は毎年、技グループの通訳をされており、今回私も
大変お世話になりました。日本語も英語も堪能で、ただ通訳するのではなく、商品説明し、営業までしてくれる通訳
なのでお客様にたいしても説得力があり、多くの方に漆器を理解して頂いたと思います。
私は今回、今までにない勉強をさせて頂きました。心の底からのボランテア活動、みんなでお寺を盛り上げようという
姿には感動しました。
数日間体調もよく、また帰りましたが時差も感じなく、今日から普通に仕事が出来そうです。
今回参加の技グループが中村勘三郎さんと大変親しい間柄なので、私も10月と11月の公演のとき、5軒長屋も
作るので、そこで展示販売できるので、私は初参加となります、みなさん江戸職人グループで、私にとっては新しい人脈との
出会いになるので楽しみです。
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このイベントに参加することになったキッカケ
今年の春、全国の百貨店30店舗ほど見て回りました。九州から北海道まで
札幌をまわった時、東急百貨店の美術で陶器展があり、入りました、そこでセンスのいい陶器作品が並んでみて回った
ところ、角にお祝の花が飾ってあり、「料理とらや」と書いてありました、料理店のとらやさんは私が知ってるので作家さん(木下栄司さん)に
聞いて見ました、
すると私が知ってるところと同一であり、お互いに話が盛り上がりました。
その中で彼が海外個展が多いので聞いてみると、色々な出会いの中で多く行くようになったとのこと
私も行ってみたいと話しましたところ、彼は山岸さんがどこででも展示、即売する方でしたら色々ありますよとのことでした
道路の脇とか、お祭りの露天店ということです。
私はどんなところでもやる根性ありますよと伝えたところ、一番近い話では今年の8月の盆時期にシカゴであるんですよ
との事、私はぜひ参加したいと言ったところ、もし参加する人が少なかったら山岸さんに電話しますと言って一時間ほど話して
帰りました
1ヶ月経つかたたないかぐらいに木下さんから電話があり、シカゴに行きませんかとのこと、私は二つ返事でOKといいました。
それから電話やメールで打ち合わせして今回の参加となりました。
大変私にとって有意義でした。
次回もチャンスがあれば参加したいと思っています
写真入りで会場の様子のページ
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